@kasumiiです。こんにちは。
先日、本屋さんでたまたま読んだ「どこいったん」と「ちがうねん」という2冊の絵本が衝撃的でした。
そもそもタイトルが大阪弁ってところが興味深くて手にとって読み進めていったら、最後のオチが……!!
なぜか大阪弁に翻訳されている絵本
絵本の著者は、ジョン・クラッセンという外国の方なのに、翻訳がなぜか大阪弁というところがまずユニークです。
話の内容は、クマが帽子をなくしてしまって、他の動物たちに「どこいったん?」と聞いてまわるお話。いたってほのぼの系ですが……
どこいったん
著:ジョン・クラッセン
翻訳:長谷川義史
イラストもほんわか系でかわいい。小さな子供が大阪弁でこの絵本を音読しているところを想像しただけでかわいい。
こちらは、2作目の「ちがうねん」。今度は海の中のお話ですが、また帽子がキーポイントになっています。
ちがうねん
著:ジョン・クラッセン
翻訳:長谷川義史
衝撃のラスト!
何気なく読んでいた絵本なのに、最後まで読んだら、
……えっ!……えええっ!?これってもしかしてそういうこと!?うはぁ……!!
と思わず声に出してしまいたくなるラストでした。
内容はここには書かないので、読んでみてのお楽しみw
原作の英語版と読み比べてみるのも楽しそう
それぞれ英語版の絵本もAmazonなどで手に入るので、どのように大阪弁に翻訳されているのか読み比べてみるのも良さそうですね。絵本なので中学生くらいの英語力があれば読めそうです。
「どこいったん」の原作はこちら。「I Want My Hat Back」
「ちがうねん」の原作はこちら。「This Is Not My Hat」
最後まで読んでみて、なぜこの絵本が大阪弁で翻訳されたのか、その意味が少しわかったような気がしました。最初はのほほんとした感じで進んでいって、最後との落差が際立つ感じがたまりませんね。。。
大人向けかと思ってしまうこの絵本ですが、子供に読ませて反応を見てみたり、最後についてどう思うか親子で話し合ってみたりするのも良さそうです!