@kasumiiです。こんにちは。
少し前に家族でテレビを見ていたら、「急に大きくなったホクロはメラノーマという皮膚ガンの可能性がある」といった内容の番組をやっていたのです。
日本テレビの、あのニュースで得する人損する人という番組だったと思います。
この記事の目次
メラノーマは発症に気付きにくく転移しやすい
メラノーマ(悪性黒色腫)は足の裏にできやすく、数ヶ月程度の短期間で急に大きくなり、他のガンよりも転移しやすい恐ろしい病気なのだそうです。最初はホクロかシミにしか見えないのがとてもやっかい。
自分でも調べてみたところ、以下のサイトがわかりやすかったです。
【参考】皮膚がん メラノーマについて | ONO ONCOLOGY
そういえば、何年か前から足のホクロが大きくなっている
最初は何気なくそのテレビ番組を見ていたんですが、ふと自分の足にもホクロがあって、それが大きくなっていたことを思い出しました。
ボソッと「これ病院でみてもらったほうがいいかも知れないなー」と言ってみたら、一緒にテレビを見ていた8歳児が心配になったのか、「今すぐ病院行ってきて!!!」と。
というわけで、後日、皮膚科へ行くことに。
足のホクロの状態
わたしの足にあるホクロは、足の裏というよりは土踏まずのちょっと上のほう、足の側面側にあります。しかも、なぜか両足とも同じ位置にひとつずつ。
ちょうど子供を妊娠している頃(8年ほど前)に「あれ?こんなところにホクロあったっけ?」と気付き、おそらく2〜3年くらいのうちに、両方とも6mm程度に大きくなりました。さすがに大きくなってきたので気にはなっていたけど、病院に行くまでには至らず。。。
【参考】しみやほくろがどのような色や形をしていると、メラノーマが疑われますか? | メラノーマQ&A | ONO ONCOLOGY
結構大きめであることと、メラノーマの特徴である、左右が非対称という状態にも当てはまっています。
皮膚科でダーモスコピーしてもらう
ちょっと不安な気持ちを抱えつつ、皮膚科へ行って先生に診てもらいました。
大きめのルーペのような黒い機械で、足のホクロ部分を拡大して診察するという方法でしたが、その機械がダーモスコープというやつらしい。
皮膚の表面を拡大して、スジのようになっている溝と丘の部分のどっちに色が付いているかといったことを観察するそうで、まさにあのテレビ番組で言っていたこととほぼ同じ内容でした。
肉眼とダーモスコープで形や色素沈着の状態を診てもらったところ、「普通のホクロなので問題ないですね」と言われてひとまずホッ。ε-(´∀`*)
先生によると、妊娠中などホルモン状態の変化でホクロができたり大きくなったりすることがあるらしいです。
そして、「ないとは思うけど今後急にまた大きくなったり、逆に消えたりするようなことがあったらまた来てください」と言われました。
ホクロが消えるんだったらいいんじゃないかと一瞬思ったんですが、先生の話によると「いい場合と悪い場合の諸説あって、ホクロが消えるかわりにリンパのほうに影響がある場合もある」のだそうな。
今回の診察では大丈夫と言われてひと安心しましたが、ダーモスコープでの検査も100%ではないので、念のためこれからもきちんと自分で観察していこうと思っています。(あ、ちなみに今回の診察料は保険適用で1060円でした!)
メラノーマの治療に関して
メラノーマについて調べていたら、こんな明るいニュースを見つけました。
【参考】15年間諦めなかった小野薬品 がん消滅、新免疫薬 :日本経済新聞
抗がん剤が効きにくいと言われているメラノーマにも効果があるという研究結果が出ているそうです。素晴らしい……!
ホクロが気になっている人は早期診断を
もし、足や手などに気になるホクロがあったら、ぜひ早めに皮膚科で診断を。
早期であれば、調べるのもルーペみたいなのでピッ!とやるだけで簡単だし、万が一悪性だったとしても、転移する前の早期治療が一番大事です。