@kasumiiです。こんにちは。
前回は英検について書きましたが、今回は高校入試問題の範囲についてです。
【高校受験日記 #11】英検3級の申し込み完了!検定料は5900円2020年7月10日、埼玉県教育委員会が2021年度公立高校入試の出題範囲を発表しました。
1週間ほど前にあらかじめ「出題範囲を縮小するよ」との発表があったものの、いざ正式に発表された内容を見てみると、かなり重要な単元がばっさりと削減されていてビックリ。
2021年度埼玉県高校入試に出ない範囲
削減されるのは以下の項目です。
国語
第3学年における言葉の特徴やきまりに関する事項のうち、慣用句・四字熟語などに関する知識
県内市町村立中学校で使用している第3学年の教科書で学習する漢字の読み書き
数学
相似な図形のうち、日常生活で相似な図形の性質を利用する場面
円周角と中心角
三平方の定理
標本調査
英語
関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which の制限的用法(接触節も出題しない。)
主語+動詞+what などで始まる節(間接疑問文)
※ただし、教科書で扱う語彙はすべて出題範囲とする。
理科
科学技術と人間
地球と宇宙
自然と人間
社会(公民)
私たちと経済
私たちと国際社会の諸課題
参考 令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報pref.saitama.lg.jpこうして除外される単元を見てみると、とくに数学の三平方の定理や英語の関係代名詞あたりの影響が大きそうですね。
学校選択問題はどうなる?
埼玉県の高校入試問題は2種類ありますが、難しいほうの学校選択問題でも同様に上記の範囲が削減されるそうです。
範囲が減って入試問題が簡単になるのかと思われがちですが、学校選択問題などは特に、範囲が狭いぶん奥が深い問題が出されてより難しくなるんじゃないかなーという気もします。
なにしろ前年度の過去問を解くにしても範囲が違うので、現中3の子たちは本当に不安だらけなことでしょう。。。
過去問を今のうちに買っておく
今の中学2年生には出題範囲が縮小されようが関係ないと思われがちですが、そんなことはありません。
先日、塾の先生からのアドバイスで、中学2年生は今のうちに過去問を買っておくのが大事、と言われました。
高校入試の出題範囲が縮小されるということは、今の中2が受験生になったとき、前年度の過去問を使おうとしても出題範囲が狭いから対策としては不十分になってしまうということですね。
そのため、今のうちに過去問を買っておいたほうがいいというわけです。埼玉県内の中学2年生は北辰テストの過去問も今販売されているものを買っておいたほうがよさそう!
新型コロナの影響がどこまで続くのか、現段階では予測ができませんが、息子が受験する2022年度の高校入試は範囲が削られることなく正常に行われてほしいものです。
次回は月例テストの結果についてです。
【高校受験日記 #13】はじめての月例テスト結果(中学2年5月度)