確定拠出年金(401k)をはじめようと思っている人がまず最初に読むといいオススメの本

@kasumiiです。こんにちは。

これから確定拠出年金に加入しようと考えている方や、すでに加入しているけどあまりよくわかっていないという方におすすめの本です。

読んでみたら、すごくわかりやすく確定拠出年金のメリットが解説されていましたよ!

タイトルには一切「確定拠出年金」や「401k」というキーワードが入っていないので、「ん?なんか怪しげな資産運用の本だな?」と思われて終わってしまいそうな、とてももったいない本です。

Amazonのレビューを読んでもお分かりいただけると思いますが、実際は確定拠出年金に関するわかりやすい解説本になっています。

【Amazon】金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

発売されてからしばらく時間がたっていますが、確定拠出年金の制度内容だけではなく、どこの金融機関で加入するのが良いか、どんな商品で運用するのが良いかなど、知りたいことがしっかりまとまっていてとても頼りになる本なのです!

以下、目次です。

第1章 公的年金だけでは豊かな暮らしはのぞめない!
・老後は30年近くあるのに、家計は毎月赤字になる!
・リタイア後の「2つの収入の柱」が危なくなっている
・月々の年金保険料支払額がどんどん上がっていく
・支給開始年齢の引き上げで受取額が600万円も減る!
・「支給開始年齢の引き上げ」「給付額の削減」が加速する!

コラム1 「ねんきん定期便」はしっかりチェックしよう!

第2章 金融機関の売りたい「年金」商品は買ってはいけない!
・まずは「いい商品ですよ」を鵜呑みにしない
・なぜ変額個人年金保険は損をするのか?
・定額個人年金保険もおすすめできない
・個人年金保険のセールストーク「節税効果」は期待できない
・外貨建て個人年金保険は為替リスクが高すぎる

コラム2 勤務先の企業年金制度を調べてみよう

第3章 年金資産は確定拠出年金を使ってつくる!
・できるだけ税金のかからない方法を考えるのが大変重要!
・確定拠出年金は老後の資産形成を応援する制度
・年間で30%のリターンを得ることも可能な商品!
・「個人型」の確定拠出年金に加入できるのはどんな人?
・会社員の2人に1人は「個人型」DCに入れる!

コラム3 「企業型」確定拠出年金加入者はマッチング拠出を活用しよう!

第4章 どんな金融機関を選べばいい?
・「個人型」確定拠出年金はどこで加入できる?
・金融機関によって口座管理料の金額が違う!
・「金融機関で口座を開くこと」イコール「その金融機関がそろえる商品を選ぶこと」
・どんな商品をそろえている金融機関がよいのか?
・元本確保型がいい人は預金・保険商品が豊富な金融機関を選ぶ

コラム4 自営業・フリーランス向けの国民年金基金はよいのか?

第5章 確定拠出年金はこう活用する!
・金融機関を選んだあとにする2つのこと
・世界に丸ごと積立投資をすることが重要
・手元の現金は元本確保型商品に、個人型DCは投資信託を利用する
・DCの枠内だけで運用したい場合はどうしたらいい?
・複数のインデックスファンドを組み合わせる方法

コラム5 新たに新設される非課税口座「日本版ISA」も活用を!

第6章 【実践編】口座開設から取引までの疑問点にお答えします!
Q1 口座はどうやって申し込めばいいですか?
Q2 個人型DCはいくらから始められる?
Q3 どんな手続きをすれば税金が安くなる?
Q4 金融機関(運営管理機関)をあとから変更できますか?
Q5 離転職で資産を持ち運ぶことはできますか?
Q6 いつからDCのお金を引き出せますか?
Q7 退職所得控除の「勤続年数」ってどういう意味?
Q8 個人型DCを途中でやめることはできますか?

この本に書かれている情報のなかで、金融機関選びの部分は少し内容が古くなっています。

たとえばSBI証券の運用商品にはエグゼアイ(EXE-i)シリーズが追加され、それまでなかった新興国株にも投資しやすくなりました。(ちなみにわたしはSBI証券で個人型確定拠出年金をやっています。)

選べる商品や手数料は変更になっている場合があるので、最新情報を調べてから決めたほうが良いかも。

この本のタイトルにもある「年利15%でふやす」というのはつまり、所得税と住民税の節税分が最低でも15%になるということ。なので、所得が多い人であれば、15%どころか年利30%以上ということになります。

老後資金を積み立てつつ節税できるというメリットはかなり大きいです。確定申告の時期に、小規模企業共済等掛金控除の控除額を入力したときにその威力を実感するはず!

現行の確定拠出年金制度についてはほぼこの本でバッチリなんですが、来年あたりから専業主婦や公務員も加入できるようにしたり、個人型の掛け金上限を引き下げるといった制度改正案も出てきているようなので、今後どうなるのかにも要注目ですね。

せっかく良い制度なのに、確定拠出年金の加入者はまだまだ少ないそうなので、加入条件を満たしている人はどんどん活用することをおすすめしますヽ(*´ω`*)ノ

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