うちエコ診断のワンポイントアドバイスツールで我が家の省エネ対策ポイントをチェックしてみた

@kasumiiです。こんにちは。

NHKの「あさイチ」というテレビ番組で知ったんですが、環境省が「うちエコ診断」という制度をすすめているそうな。

うちエコ診断とは、申し込みをすれば自宅までうちエコ診断員の方が来てくれて、各家庭の光熱費などの情報を元にオーダーメイドな省エネ対策をアドバイスしてくれるというもの。

【公式サイト】家庭エコ診断制度

上記のサイトから申し込みもできるほか、平成26年度からできた環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」「うちエコ相談員」になるための資格を取得する方法などについても記載があります。

もちろん申し込みをして実際に自宅に診断士の方に来てもらうのも良いと思いますが、その前にサイトで簡単に試せるツールがあったのでやってみました。我が家は普段から節電や省エネを意識しているほうだとは思うのですが、結果はいかに……?

【2014年版】ワンポイントアドバイスツール|家庭エコ診断制度

ワンポイントアドバイスツールでは、住んでいる都道府県、世帯人数、光熱費の月平均金額(電気代・ガス代・灯油代・自動車燃料代)を入力します。

我が家の過去12ヶ月分の光熱費から月平均をざっと計算してみたところ、以下のような金額になりました。

・電気代(11,000円)
・ガス代(5,000円)
・ガソリン代(5,000円)

これを、アドバイスツールに入力してみます。(電気代は2,000円単位だったので、少し多めですが12,000円として計算しました。)

光熱費・二酸化炭素排出量を平均的な家庭と比較した結果が出ました。

かすみさんのご家庭の光熱・燃料費と二酸化炭素排出量は、平均的な家庭と比較して少ないようです。

我が家を100%とした場合、平均的な家庭が113%という数値が出ました。わーい!普段の頑張りを認めてもらえたみたいで嬉しいですw

そして、おすすめの対策を行えば、さらに光熱費を89%に、二酸化炭素排出量を92%に減らせるとのこと。では、その対策とは具体的にどんなことをすれば良いのか。表示されたものを以下にまとめてみました。

省エネ・節電おすすめ対策には主に「暮らし方を変える」方法と「機器を買い換える方法」の二つがあります。

・部屋の冷房は扇風機を使いエアコンを止める
・部屋で暖房をする時間を1時間短くする
・家族だんらんで一部屋で過ごすようにする
・部屋の暖房の設定温度を控えめにする
・部屋のエアコンを使用しないシーズンはコンセントからプラグを抜く
・部屋の窓やサッシに内窓をつける
・部屋の窓やサッシに断熱シートを貼る
・部屋の窓やサッシを複層ガラスにする
・部屋のエアコンを省エネ型に買い替える

・部屋の照明を点ける時間を1時間短くする
・部屋の電球をLED電球に付け替える
・部屋の蛍光灯をスリム型(HF式)に付け替える
・部屋の蛍光灯をLEDシーリングライトに付け替える
・部屋の電球を電球形蛍光灯に付け替える

・部屋のテレビ画面を明るすぎないよう調節する
・(画面を見ていない時)テレビを点ける代わりにラジオにする
・部屋のテレビを点ける時間を1時間短くする
・部屋のテレビを省エネ型に買い替える
・小型のテレビを主に利用する

・冷蔵庫の開け閉めの回数を減らし、時間を短くする
・冷蔵庫が複数台ある場合、冷蔵庫を1台止める
・冷蔵庫の温度設定を弱くする
・冷蔵庫の中身をつめすぎない
・冷蔵庫を壁から離して設置する
・冷蔵庫を省エネ型に買い替える

・シャワーを使う時間を1人1日1分短くする
・給湯器を節約モードに設定する
・夏場はシャワーだけですませて浴槽にお湯を張らない
・お風呂のお湯を少なめにして半身浴をする
・節水シャワーヘッドを取り付けて利用する
・給湯器をエコキュートに買い替える
・給湯器をエコジョーズ(潜熱回収型)に買い替える
・太陽熱温水器を設置して利用する
・断熱型の浴槽にリフォームする

・段取りよく調理をする
・鍋から炎がはみ出さないようにする
・食器洗いのお湯の温度を2度下げる
・鍋底の水をふいてから使用する
・水が冷たくない時期には水で食器を洗う
・食器洗い乾燥機を使う

・洗濯物は少量ではなく、まとめて洗うようにする
・衣類乾燥機や乾燥機能を使わずに天日乾燥させる
・ヒートポンプ式の衣類乾燥ができる洗濯機に買い替える

・電気契約のアンペア数を小さくする
・コンセントからプラグを抜き、待機電力を減らす
・電気ポットで保温をしない
・炊飯ジャーの保温を止める
・ロードヒーティングを手動設定にして多少雪を残す
・消雪パイプの運転をインバーター式にする
・瞬間式の温水洗浄便座に買い替える
・省エネタイプの電気ポットに買い替える
・屋根に太陽光発電装置を設置する

・エコドライブに心がける
・これまでの自家用車利用の半分程度を、公共交通機関を利用する
・タイヤの空気圧を適正に保つ
・カーエアコンの温度と風量をこまめに調整する
・1日10分間のアイドリングストップをする
・自家用車の車を燃費のいい車に買い替える
・車をエコタイヤに交換する
・車を電気自動車やプラグインハイブリッド車に買い替える

実際、上記のおすすめ対策を見ていると「断熱型の浴槽にリフォームする」とかさらっと言われても無理だよ!!みたいなのが結構ありますが、料理の際に「鍋底の水をふいてから使用する」みたいな地味な対策もあるので、自分で取り入れられそうなポイントを見つけてやっていくのが良さそうですね。

日々、少しずつ意識していくことで実際に光熱費が下がったらやっぱり嬉しいし、我が家は今のところ平均よりも省エネ生活という結果が出たけど、無駄なところがあったら今後もできるだけ省けるように生活してきたいと思います!