キリン生茶でも使われている読みやすさを追求した「つたわるフォント」

@kasumiiです。こんにちは。

たまたまキリンの生茶を飲んでいたら、パッケージに「つたわるフォント」と書いてあることに気付きました。読みやすさを追求した書体を使用しています、とのこと。

気になったのでこの「つたわるフォント」について調べてみたメモです。

ググってみたら、2010年頃から使われているっぽいですね。今まで気が付かなかった。。

【参考】読みやすさを追求した「つたわるフォント」とは?

調べてみると、博報堂と株式会社タイプバンク、慶應義塾大学が共同で開発したフォントであると判明。名前のとおり、高齢者や障害者をはじめ、より多くの人に情報を伝えることを目的としたユニバーサルデザイン仕様のフォントだ。

生茶だけではなく、電子レンジ・洗濯機・炊飯器などの家電製品や首都高速道路のキャンペーン告知にも使われているようです。

つたわるフォントをはじめとするユニバーサルデザインフォントの特徴は以下のような感じらしい。濁点が見やすかったり、似たような文字の判別がしやすいのはいいですねー。

つながりを取って明るくする
スペースをなるべく広くする
ループを広くとりながらも文字のバランスを崩さないように明るくする
似た形状のものを判別しやすいデザインに
濁点・半濁点を判別しやすくする
不要なゲタを取る
漢字と仮名の大きさや形状に差別化をはかる

【参考】UDフォントって?:Font Garage
【参考】TBUDフォント(タイプバンクユニバーサルデザインUD書体シリーズ)

たしかに小さな字でぎっしり書いてあっても、すっきりと読みやすいです。

身近なところでこういった取り組みが広がっていくのは嬉しいことですねー(*´ω`*)