豊水と新高から生まれた新品種!埼玉県限定生産のジャンボ梨「彩玉(さいぎょく)」を食べてみた

@kasumiiです。こんにちは。

わたしが一番好きな梨は「幸水」なのですが、9月に入ってそろそろスーパーなどに並ぶ梨が「豊水」に切り替わるシーズンになってきました。

豊水もジューシーで美味しいけど、以前から気になっていた「彩玉(さいぎょく)」という品種の梨がちょうど収穫の時期を迎えていたので、食べてみることにしましたよ!

彩玉は、埼玉県でしか生産されていない新品種の梨です。幸水の収穫が終わり、豊水の収穫がはじまる前の短い期間に収穫されます。

埼玉県のホームページによると、彩玉は、

昭和59年に「新高(にいたか)」に「豊水(ほうすい)」を交配し、選抜を重ねて育成した新品種で、平成17年2月に農林水産省に品種登録されました。
幸水と豊水の中間の8月下旬から9月上旬に収穫され、糖度は13~14度、酸味が少なくジューシーで美味しい梨で、平均果重は約550gと大玉です。

彩玉 – 埼玉県ホームページ

幸水や豊水よりも大きいジャンボ梨として売り出しているようですね!

最近ちょくちょく行っている、JA南彩の菖蒲グリーンセンターというところ。収穫したばかりの野菜や梨を買うことができるので、朝からたくさんの人が買い物に来ています。

どうやら彩玉として販売できるのは、3L以上の大きな梨だけのようです。ひとまわり小さい梨たちは「彩玉」ではなく「彩子」という可愛らしい仮名で売られていました。

こちらが大きさの基準を満たした本物の彩玉。7Lサイズが1玉580円で、さらに大きなサイズが1玉700円というお値段がついていました。

せっかくなので(?)、一番大きな700円の彩玉を買ってみることに!

家に帰って、1玉700円の彩玉の重さを測ってみると……なんと1018gもありました!まさかの1kg超え!!

一緒に買った豊水の中玉サイズの重さも測ってみると、こちらは483gでした。彩玉が2倍以上の大きさということになりますねー!さすがジャンボ梨!

彩玉と豊水を並べてみたところ。あきらかに彩玉のサイズがおかしいw

今回、はじめて彩玉という品種の梨を食べましたが、食感は幸水ほどかたくなくて豊水に近かったです。でも甘みは豊水よりも強く、梨汁もたっぷりで、切ってるときから梨汁ブシャー!!ってなってました。

食感が少しやわらかめだったのは、もしかしたらこの彩玉が1kgを超える大玉サイズだったせいかも。

酸味が少なく糖度が高い品種というのは本当で、すっごく甘くて美味しかったです!

この彩玉という品種の梨はまだ新しい品種なのですが、これから全国に広まってくれたら嬉しいなー。すごく大きな梨なので、贈り物にして相手をビックリさせちゃうというのも楽しいかもしれませんね!ヽ(*´ω`*)ノ